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有権者も軟化!? 当時秘書だった男性への暴言や暴行が問題になり、謝罪の辻立ちを続ける豊田真由子氏(42)が、 
3日午前6時半から埼玉・JR新座駅前で街頭演説し、地元の人々に謝罪を繰り返した。 
「このハゲーーッ!」の暴言音声が繰り返しテレビで放送された豊田氏だが、同氏の配るビラをスキンヘッドの男性が受け取る決定的瞬間を本紙はキャッチした!  

これに気を良くしたのか「出馬はおわびが済んでから決める」と話した豊田氏は同日の昼前に、 
早くも衆院埼玉4区から無所属で出馬する意向を表明した。相変わらず言ってるコトとやってるコトが――。 

かつて“永田町のピンクモンスター”とのあだ名がついたほど、ピンクのスーツを愛用した豊田氏だが、9月後半の活動再開後は白いスーツ姿も見られる。 
この日早朝も全身白の服装で、公示前のため実名の代わりに「本人」と表記したピンクのたすきをかけて新座駅前に立った。 

通勤、通学者に「とよた真由子ニュース」というビラを配り「豊田真由子です。このたびはご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした」とひたすら謝罪。 
行き交う多くの中年男性、特に髪の薄い男性は豊田氏を無視してスルー。 
そんな中、スキンヘッドの男性がなんと豊田氏のビラを受け取り、握手までする衝撃のシーンを本紙は目撃した。 

「職場で『このハゲーーッ!』とののしられることがある。国会議員の問題は人ごとと捉えがちだが、テレビで音声を聞いていると自らと重ねて見てしまう」とスキンヘッドの男性。 
ついビラを受け取り握手をしてしまったようだが、心の底から支持しているようには…。 

一方、女性や中高生は、ワイドショーで繰り返し放送された元秘書への暴言が頭にこびりついているとみられ、豊田氏を見ると恐怖で凍りつくのか、好奇心にかられてなのか、足を止める。 
そんな人を見つけると、豊田氏はすかさず駆け寄り、ガッチリ握手。 
“インスタ映え”するシーンだ。こうした場面がSNSに数多く投稿され、豊田氏はまるで人気者に! 

そんな豊田氏に、スルーした男性が多かったことについて尋ねると「受け取らない方の気持ちは分からない。 
あの、うちの夫も薄いので…」と身勝手ともとれる発言。前出のスキンヘッド男性の言葉を伝えると「あの時は精神的に追い込まれていて、どうかしてた。 
普段は言わない。重ねておわび申し上げたい。本当にすみませんでした」と陳謝した。 

暴言・暴行問題は6月に週刊誌報道で発覚。秘書だった男性に5月、暴言を浴びせて顔などを殴ったとされる。 
豊田氏は自民党を離党。9月18日に記者会見し、政治活動を再開させた。 
その後に秘書を辞めた男性が出した被害届は埼玉県警に受理されており、起訴される可能性もある。 

出馬か否かは「地元の方の判断」としつつも、「私は一生懸命やってきた。立派なお金持ちでも、世襲でもない。 
こんな所に国会議員が来るんだという地域、隅々まで、足を運んでいた」とマシンガントーク。 
話は止まらず「いつも2〜3時間の睡眠時間の中で働きすぎていた。そういう5年間の存在を知ってほしい」と半泣きで語った。 

早朝の街頭演説時には「出馬を決めるのはおわびを終えてから。あまりにもできていないので、困ったという感じ」と語った豊田氏。 

だが、その後、昼前に開かれた新座市内での記者会見で豊田氏は「議員として市民のために働きたい。 
(支援者の)励ましの声にお応えする義務がある」と、地元の埼玉4区から今回も出馬することを表明した。 
ということは、「あまりにもできていない」と本人が認めた「おわび」が、たった半日足らずで「終えた」のか? さもなければ、街頭演説は“真っ赤なウソ”になる。 

埼玉4区では、自民新人の穂坂泰氏(43)、希望の党新人の吉田芳朝氏(43)、日本維新の会新人の青柳仁士氏(38)、共産新人の朝賀英義氏(67)が出馬表明している。 

知名度では豊田氏がぶっちぎりだが…。 
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