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2017年6月7日、韓国・東亜日報によると、今年8年ぶりにアルバム「async」を発表した音楽家の坂本龍一氏が、 
日韓問題について「両国が国境をなくし、政治・経済自由区域になってほしい」との考えを述べた。 

坂本氏はこのほど、東亜日報とのインタビューで、従軍慰安婦などの問題で日韓関係が悪化していることについてどう考えるかとの質問に対し、 
「私は2000年ごろから、日本と韓国が小さなヨーロッパ連合(EU)になればいいと考えてきた。EUのように国境もパスポート検査もなく 
自由に行き来できる政治・経済自由区域になってほしい。隣人と反目し合うという人間種族の生まれつきの習性を理性的に解決しなければ、 
世の中は円滑に回らない。韓国の近現代史を扱った作品にも参加してみたい」と述べた。 

このニュースは韓国で大きな注目を集めている。記事には多くのコメントが寄せられており、「まずは過去の歴史をきっちり清算してから考えよう」 
「日本の態度次第では?」「日本がドイツのように謝罪すればそうなれるかもしれない。今の状態では無理」 
「豊かで力のある日本が先に心を開いてくれたら…」など過去の歴史に対する日本の謝罪を求める声が多い。 


一方「いいね。小さいEUに大賛成」「坂本氏の純粋な心を尊重する」「平和的な考えを持った人には素直に拍手を送りたい」など 
坂本氏の意見に好意的な声もみられた。  【「日韓関係は国境のない小さなEUになってほしい」坂本龍一氏のメッセージに大反響】の続きを読む