47e79adc-s

息子が通う中学校の先生が「やばい」という言葉の“使用禁止令”を出したそうだ 

息子が通う中学校の先生が「やばい」という言葉の“使用禁止令”を出したそうだ。禁止令というと大げさだが、「やばい」という言葉をなるべく使わずに表現してみなさい-ということだろう。それほど、この言葉は若い世代に浸透している。 

 本来は「危険」「不都合」の意味の隠語。困ったときに「やばくない?」などと言う。文化庁の2014年度「国語に関する世論調査」でも指摘されていたが、近年はいい意味で「まじやばい(素晴らしい)」などと話す人が増えている。 

驚いたときに「やばい、やばい、やばい!」と連呼することもある。 

 「語彙(ごい)力の低下」と言ってしまえばそれまでだが、プラスに考えると、一つの言葉をこれほど多様に解釈できる柔軟性を、若い世代は持っているのだろう。 
そのみずみずしい感性で、情景や心情を表現する言葉の数々も学んでほしい。新しい世界が広がるかも、と思う。 (簑原亜佐美)
【中学校で「やばい」使用禁止令 言語統制とかやばいだろ・・・】の続きを読む