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Amazonが不在による再配達や置き配での盗難被害を解消するために、配達員に自宅のドアロックを一時的に解除させて宅内配達を可能にするサービスの導入を検討しているとCNBCが報じています。 
Amazonなどの商品を顧客に届ける必要があるネット通販は、商品を迅速に届けるだけでなく、確実に届けることが求められます。 

庭付きの戸建てが多いアメリカでは、商品配達時に受取人が不在の場合、商品を玄関ドア下に置いていくこと(いわゆる「置き配」)がよくありますが、留め置いた商品が何者かに盗み去られてしまうという被害が発生しています。 
Amazonや宅配サービスのUPSなどは、置き配で盗まれてしまった商品に関するデータを公開していませんが、ドアベルメーカーAugustによると2016年に全米で1100万人が被害を受けたそうで、アメリカ人の31%が置き配の窃盗被害に遭った経験を持つという統計もあります。 

このような置き配時に商品を盗まれてしまうことで補償費用が発生するだけでなく、顧客の満足度を大きく下げてしまうという点も、Amazonにとって大きな問題だとのこと。 
そこで、受取人不在の場合でも安全に商品を届けられるシステムの開発は、Amazonだけでなく多くのオンライン通販サービスにとって重要な課題となっています。 

Amazonはこれまでにも、自動車のトランクに商品を配達するサービスを試験してきたことで知られています。 
上記のテストはドイツ(Amazon.de)での取り組みでしたが、CNBCはアメリカ国内でも同様のサービスをAmazonが導入予定であるとの情報を匿名の関係者から得ています。 
この情報によると、自動車のキーを安全に保管でき、一時的なパスワードを発行して鍵の受け渡しを可能にするスマートキーロッカーを提供するPhrameとAmazonは提携して、宅配業者が一時的に商品を受取人が指定する自動車のトランクに配達できるサービスを検討しているとのこと。 

また、自動車のトランクを利用した商品配達サービスに加えて、宅配業者に一時的にドアのロックを解除して、商品を自宅内に届けるシステムをも検討中だとCNBCは報じています。 
これは、Augustのようなスマートドアベルサービスと提携することで、受取人が配達業者にワンタイムパスワードを発行して、不在時に自宅のドアロックを解除して商品を届けてもらうというものです。 

スーパーのウォルマートが顧客の留守中に鍵を一時的に解除してもらい、生鮮食品を自宅の冷蔵庫に直接配達してもらえるサービスをテストしていますが、同様のサービスをAmazonも検討しているのではないかというわけです。 
Amazonにとって、商品配達時の不在を解消することは、サービス品質向上のために避けては通れない問題で、すでに発表済みの宅配ボックス「Hub」や専用ロッカーを使った販売サービス「Instant Pickup」などとともに、さまざまな方法をAmazonは模索しているようです。 
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